平成28年8月2日
上場会社名 田辺三菱製薬株式会社 上場取引所 東
コード番号 4508 URL http://www.mt-pharma.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)三津家 正之
問合せ先責任者 (役職名) 広報部長 (氏名)御船 祥史 TEL 06-6205-5211 四半期報告書提出予定日 平成28年8月9日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :有 (機関投資家・証券アナリスト向け)
(百万円未満四捨五入) 1.平成29年3月期第1四半期の連結業績(平成28年4月1日~平成28年6月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上収益 営業利益
税引前 四半期利益
四半期利益
親会社の 所有者に帰属する
四半期利益
四半期包括利益 合計額
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
29年3月期第1四半期 105,493 6.9 29,207 15.9 30,294 18.9 21,268 18.3 21,903 18.4 12,706 △52.4 28年3月期第1四半期 98,655 - 25,210 - 25,469 - 17,980 - 18,495 - 26,666 -
基本的1株当たり 四半期利益
希薄化後1株当たり 四半期利益
円 銭 円 銭
29年3月期第1四半期 39.04 -
28年3月期第1四半期 32.97 -
(2)連結財政状態
資産合計 資本合計
親会社の所有者に 帰属する持分
親会社所有者 帰属持分比率
1株当たり親会社 所有者帰属持分
百万円 百万円 百万円 % 円 銭
29年3月期第1四半期 936,194 826,533 816,337 87.2 1,455.17
28年3月期 958,445 826,316 815,518 85.1 1,453.71
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
28年3月期 - 22.00 - 24.00 46.00
29年3月期 -
29年3月期(予想) 24.00 - 24.00 48.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.平成29年3月期の連結業績予想(平成28年4月1日~平成29年3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
売上収益 営業利益 税引前利益 当期利益
親会社の所有者に 帰属する当期利益
基本的1株当たり 当期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 193,000 △4.5 38,000 △22.9 38,500 △22.5 27,100 △21.9 28,500 △20.2 50.80 通期 406,500 △4.5 75,500 △7.7 77,000 △7.5 54,200 △5.0 57,000 △3.9 101.61
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
対前期および対前年同四半期の増減率に使用している平成28年3月期の実績値は、IFRSに準拠した確定値であります。 平成28年3月期決算短信に使用したIFRS実績値は概算値であったため、増減率を変更しております。
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更
① IFRSにより要求される会計方針の変更:無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 29年3月期1Q 561,417,916株 28年3月期 561,417,916株
② 期末自己株式数 29年3月期1Q 428,940株 28年3月期 428,945株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 29年3月期1Q 560,988,951株 28年3月期1Q 560,989,473株
※ 四半期レビュー手続の実施状況に関する表示
この四半期決算短信は、金融商品取引法に基づく四半期レビュー手続の対象外であり、この四半期決算短信の開示 時点において、金融商品取引法に基づく四半期連結財務諸表に対するレビュー手続は終了しておりません。
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(IFRSの適用)
当社グループは、平成29年3月期第1四半期よりIFRSを適用しております。前年同期および前連結会計年度の諸数 値につきましても、IFRSに準拠して表示しています。財務数値に係るIFRSと日本基準との差異については、添付資料 P.22「3.要約四半期連結財務諸表 (6)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項 (初度適用)」をご参照下さ い。
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると 判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績 等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件および業績予想のご利用にあたっ ての注意事項等については、添付資料P.3「1.当四半期決算に関する定性的情報 (3)連結業績予想などの将来 予測情報に関する説明」をご覧下さい。
(決算補足説明資料および決算説明会内容の入手方法について)
・決算補足説明資料は添付資料のP.38以降に「4.補足資料」として掲載しています。
・当社は、平成28年8月2日(火)に機関投資家・証券アナリスト向け決算説明会(電話会議)を開催する予定で す。
説明内容については、プレゼンテーション資料を本資料発表と同時に、また音声配信を説明会終了後速やかに、当 社ホームページに掲載します。
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……… 1
(1)経営成績に関する説明 ……… 1
(2)財政状態に関する説明 ……… 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……… 3
2.サマリー情報(注記事項)に関する事項 ……… 4
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 ……… 4
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更 ……… 4
3.要約四半期連結財務諸表 ……… 5
(1)要約四半期連結損益計算書 ……… 5
(2)要約四半期連結包括利益計算書 ……… 6
(3)要約四半期連結財政状態計算書 ……… 7
(4)要約四半期連結持分変動計算書 ……… 9
(5)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ……… 11
(6)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……… 12
(継続企業の前提に関する注記) ……… 12
(事業セグメント) ……… 12
(重要な後発事象) ……… 12
(報告企業) ……… 13
(作成の基礎) ……… 13
(重要な会計方針) ……… 14
(初度適用) ……… 22
4.補足資料 ……… 38
(1)2016年度第1四半期(2016年4月~6月)連結決算について ……… 38
(2)新製品開発状況について ……… 42
1.当四半期決算に関する定性的情報
【国際財務報告基準の適用】
当社グループは、資本市場における財務情報の国際的な比較可能性の向上等を目的として、当第1四半期連結累計期 間より、国際財務報告基準(以下、IFRS)を適用しております(移行日:2015年4月1日)。また、前年同期および前 連結会計年度の諸数値につきましても、IFRSに準拠して表示しています。
日本基準からIFRSへ変更するにあたっての調整の詳細は、P.22「3.要約四半期連結財務諸表(6)要約四半期連結 財務諸表に関する注記事項 (初度適用)」をご参照下さい。
当社グループは、IFRSの適用にあたり、会社の経常的な収益性を示す段階利益として「コア営業利益」を導入し、経 営管理等の重要指標と位置付けています。「コア営業利益」は、営業利益から当社グループが定める非経常的な要因に よる損益(以下、非経常項目)を除外したものです。非経常項目として、事業譲渡による収益、構造改革費用、製品に 係る無形資産の減損損失、災害による損失等を想定しています。
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間(2016年4月1日~6月30日)の連結業績は以下のとおりとなりました。
(単位:百万円)
前年同期 当第1四半期 増減 増減率
売上収益 98,655 105,493 +6,838 +6.9% コア営業利益 25,210 29,019 +3,809 +15.1% 営業利益 25,210 29,207 +3,997 +15.9% 税引前四半期利益 25,469 30,294 +4,825 +18.9% 親会社の所有者に帰属
する四半期利益
18,495 21,903 +3,408 +18.4%
<研究開発費>
(単位:百万円)
前年同期 当第1四半期 増減 増減率
研究開発費 15,651 14,507 △1,144 △7.3%
【売上収益】
売上収益は、前年同期比+6.9%、68億円増収の1,054億円となりました。
(単位:百万円)
前年同期 当第1四半期 増減 増減率
医薬品事業 98,655 105,493 +6,838 +6.9% 国内医療用医薬品 74,252 78,415 +4,163 +5.6% 海外医療用医薬品 6,179 5,574 △605 △9.8% ロイヤリティ収入等 16,387 19,802 +3,415 +20.8% 一般用医薬品 1,166 1,015 △151 △13.0%
その他 671 687 +16 +2.4%
・国内医 療用医薬 品は、2016年4月の薬価改定 の影響 はあったものの、関節リウマチ治療剤「シンポニー」が国 内の流通 の一本化により大幅に伸長したほか、関節リウマチやクローン病などの治療剤「レミケード」、2型 糖尿病治療剤「テネリア」、同「カナグル」等のすべての 重点品の売上が伸長し、前年同期比 5.6%増収の784 億円となりました。
・ロイヤリティ収入等は、ノバルティス社に導出した多発性硬化症治療剤「ジレニア」、ヤンセンファーマシュー ティカルズ社に導出した2型糖尿病治療剤「インヴォカナ」および同剤とメトホルミンの合剤(即放性製剤)に係 るロイヤリティ収入等の増加などにより、前年同期比20.8%増収の198億円となりました。
【コア営業利益】
コア営業利益は、売上収益の増加に加え、昨年度実施した早期退職制度による人件費の減少および研究開発費 の減少により、前年同期比+15.1%、38億円増益の290億円となりました。
【営業利益】
営業利益は、前年同期比+15.9%、39億円増益の292億円となりました。
コア営業利益において除外された非経常項目は、一部の子会社の事業譲渡に係る収益等により1億円となりまし た。
【税引前四半期利益・親会社の所有者に帰属する四半期利益】
税 引 前 四 半 期 利 益 は 、 前 年 同 期 比 + 1 8. 9 % 、 4 8億 円 増 益 の 3 02 億 円 、 親 会 社 の 所 有 者 に 帰 属 す る 四 半 期 利 益 は、前年同期比+18.4%、34億円増益の219億円となりました。
【研究開発活動】
研究開発費は145億円となり、売上収益に対する比率は13.8%となりました。当第1四半期連結累計期間の主 な臨床開発活動の進捗状況は、以下のとおりです。
承認取得
・2016年5月、「レミケード」の乾癬の用法・用量の変更(増量および投与間隔の短縮)について、日本で承認 を取得しました。
承認申請
・2016年6月、MCI-186(エダラボン/国内製品名:ラジカット)の筋萎縮性側索硬化症(ALS)について、米国 で申請しました。
(2)財政状態に関する説明
【財政状態計算書】
(単位:百万円)
前期末 2016年3月末
当第1四半期末 2016年6月末
増減 非流動資産 308,266 299,436 △8,830 流動資産 650,179 636,758 △13,421 資産合計 958,445 936,194 △22,251 負債 132,129 109,661 △22,468
資本 826,316 826,533 217
負債及び資本合計 958,445 936,194 △22,251
当第1四半期連結 会計期間末における資産合計は、前期末比222億円減少の9,361億円となりました。前期末と比 較した財政状態計算書上の主な変動要因は以下のとおりです。
・非流動資産は、国内上場株式等の金融資産や退職給付に係る資産の減少等により、前期末比88億円減少の2,994 億円となりました。
・流動資 産は、現金及び現金同等物の増加、その 他の金融資産の減少等 により、前期末比134億円減少の6,367億 円となりました。
・ 負 債 は 、 未 払 法 人 所 得 税 や そ の 他 の 流 動 負 債 の 減 少 等 に よ り 、 前 期 末 比 2 2 4億 円 減 少 の 1 , 09 6億 円 と な り ま し
【キャッシュ・フロー計算書】
(単位:百万円)
前年同期 当第1四半期 増減
営業キャッシュ・フロー 347 366 19
投資キャッシュ・フロー 25,661 22,608 △3,053
財務キャッシュ・フロー △12,069 △12,555 △486 現金・現金同等物増減額 14,670 8,904 △5,766 現金・現金同等物期首残高 73,337 88,919 15,582 現金・現金同等物期末残高 88,007 97,823 9,816
当第1四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローは89億円の収入となり、当第1四半期連結累計期間末の 現金及び現金同等物は978億円となりました。
・営業活動によるキャッシュ・フローは 、法人所得税の支払額168億円などの 支出要因を税引前四半期利益302億 円などの収入要因が上回り、3億円の収入となりました。
・投資活動によるキャッシュ・フローは、定期預金の払戻などにより、226億円の収入となりました。
・財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払などにより、125億円の支出となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2016年5月11日に公表した第2四半期(累計)および通期業績予想は変更しておりません。
2.サマリー情報(注記事項)に関する事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 該当事項はありません。
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更 該当事項はありません。
3.要約四半期連結財務諸表
(1)要約四半期連結損益計算書
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間
(自 2015年4月1日 至 2015年6月30日)
当第1四半期連結累計期間
(自 2016年4月1日 至 2016年6月30日)
売上収益 98,655 105,493
売上原価 35,489 40,038
売上総利益 63,166 65,455
販売費及び一般管理費 21,717 21,587
研究開発費 15,651 14,507
製品に係る無形資産償却費 369 369
その他の収益 254 491
その他の費用 480 285
持分法による投資利益 7 9
営業利益 25,210 29,207
金融収益 1,177 1,288
金融費用 918 201
税引前四半期利益 25,469 30,294
法人所得税 7,489 9,026
四半期利益 17,980 21,268
四半期利益の帰属
親会社の所有者持分 18,495 21,903
非支配持分 △515 △635
四半期利益 17,980 21,268
1株当たり四半期利益
基本的1株当たり四半期利益(円) 32.97 39.04
希薄化後1株当たり四半期利益(円) - -
(2)要約四半期連結包括利益計算書
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間
(自 2015年4月1日 至 2015年6月30日)
当第1四半期連結累計期間
(自 2016年4月1日 至 2016年6月30日)
四半期利益 17,980 21,268
その他の包括利益
純損益に振り替えられることのない項目
その他の包括利益を通じて測定する金融資産の 公正価値の純変動
4,789 △1,259
確定給付制度の再測定 2,163 △2,221
純損益に振り替えられることのない項目合計 6,952 △3,480
純損益に振り替えられる可能性のある項目
在外営業活動体の換算差額 1,844 △5,083
キャッシュ・フロー・ヘッジの公正価値の純変 動の有効部分
△77 9
持分法適用会社におけるその他の包括利益に対 する持分
△33 △8
純損益に振り替えられる可能性のある項目合計 1,734 △5,082
税引後その他の包括利益合計 8,686 △8,562
四半期包括利益 26,666 12,706
四半期包括利益の帰属
親会社の所有者持分 26,745 14,283
非支配持分 △79 △1,577
四半期包括利益 26,666 12,706
(3)要約四半期連結財政状態計算書
(単位:百万円)
IFRS移行日
(2015年4月1日)
前連結会計年度
(2016年3月31日)
当第1四半期 連結会計期間
(2016年6月30日)
資産
非流動資産
有形固定資産 87,271 84,077 86,259
のれん 81,041 80,511 80,032
無形資産 51,290 55,924 53,380
持分法で会計処理されている投資 278 265 240
その他の金融資産 95,439 65,519 62,954
退職給付に係る資産 15,730 8,170 5,223
その他の非流動資産 861 632 568
繰延税金資産 8,407 13,168 10,780
非流動資産合計 340,317 308,266 299,436
流動資産
棚卸資産 82,324 75,697 72,570
営業債権 130,287 121,249 129,763
その他の金融資産 297,182 351,665 324,688
その他の流動資産 9,428 12,502 11,914
現金及び現金同等物 73,337 88,919 97,823
小計 592,558 650,032 636,758
売却目的で保有する資産 3,526 147 -
流動資産合計 596,084 650,179 636,758
資産合計 936,401 958,445 936,194
(単位:百万円)
IFRS移行日
(2015年4月1日)
前連結会計年度
(2016年3月31日)
当第1四半期 連結会計期間
(2016年6月30日)
負債及び資本
負債
非流動負債
借入金 894 713 614
その他の金融負債 2,843 2,646 2,478
退職給付に係る負債 2,456 1,354 1,338
引当金 6,467 9,106 8,958
その他の非流動負債 7,339 11,987 11,506
繰延税金負債 8,011 7,412 6,816
非流動負債合計 28,010 33,218 31,710
流動負債
借入金 132 125 112
営業債務 34,585 32,653 30,142
その他の金融負債 34,871 27,466 25,274
未払法人所得税 19,189 16,332 4,688
引当金 438 137 107
その他の流動負債 23,181 22,198 17,628
流動負債合計 112,396 98,911 77,951
負債合計 140,406 132,129 109,661
資本
資本金 50,000 50,000 50,000
資本剰余金 451,186 451,186 451,187
自己株式 △493 △494 △495
利益剰余金 267,278 304,931 311,149
その他の資本の構成要素 16,557 9,895 4,496
親会社の所有者に帰属する持分合計 784,528 815,518 816,337
非支配持分 11,467 10,798 10,196
資本合計 795,995 826,316 826,533
負債及び資本合計 936,401 958,445 936,194
(4)要約四半期連結持分変動計算書
前第1四半期連結累計期間(自 2015年4月1日 至 2015年6月30日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
資本金 資本剰余金 自己株式 利益剰余金
その他の資本の構成要素
在外営業活 動体の換算 差額
キャッシ ュ・フロ ー・ヘッジ の公正価値 の純変動の 有効部分
その他の包 括利益を通 じて測定す る金融資産 の公正価値 の純変動 2015年4月1日残高 50,000 451,186 △493 267,278 - 105 16,452
四半期利益 - - - 18,495 - - - その他の包括利益 - - - - 1,408 △77 4,789 四半期包括利益合計 - - - 18,495 1,408 △77 4,789 自己株式の取得 - - △0 - - - -
自己株式の処分 - 0 0 - - - -
配当金 - - - △12,341 - - - その他の資本の構成要
素から利益剰余金への 振替
- - - 2,163 - - - 所有者による拠出及び所
有者への配分合計
- 0 △0 △10,178 - - -
新株の発行 - - - - - - -
子会社等に対する所有持 分の変動額合計
- - - - - - - 所有者との取引額合計 - 0 △0 △10,178 - - - 2015年6月30日残高 50,000 451,186 △493 275,595 1,408 28 21,241
当第1四半期連結累計期間(自 2016年4月1日 至 2016年6月30日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
資本金 資本剰余金 自己株式 利益剰余金
その他の資本の構成要素
在外営業活 動体の換算 差額
キャッシ ュ・フロ ー・ヘッジ の公正価値 の純変動の 有効部分
その他の包 括利益を通 じて測定す る金融資産 の公正価値 の純変動 2016年4月1日残高 50,000 451,186 △494 304,931 △3,911 4 13,832
四半期利益 - - - 21,903 - - - その他の包括利益 - - - - △4,141 9 △1,259 四半期包括利益合計 - - - 21,903 △4,141 9 △1,259 自己株式の取得 - - △1 - - - -
自己株式の処分 - 1 0 - - - -
配当金 - - - △13,464 - - - その他の資本の構成要
素から利益剰余金への 振替
- - - △2,221 - - - 所有者による拠出及び所
有者への配分合計
- 1 △1 △15,685 - - -
新株の発行 - - - - - - -
子会社等に対する所有持 分の変動額合計
- - - - - - - 所有者との取引額合計 - 1 △1 △15,685 - - - 2016年6月30日残高 50,000 451,187 △495 311,149 △8,052 13 12,573
前第1四半期連結累計期間(自 2015年4月1日 至 2015年6月30日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
非支配持分 資本合計 その他の資本の構成要素
親会社の所有 者に帰属する 持分合計 確定給付制度
の再測定
持分法適用会 社におけるそ の他の包括利 益に対する持 分
合計
2015年4月1日残高 - - 16,557 784,528 11,467 795,995 四半期利益 - - - 18,495 △515 17,980 その他の包括利益 2,163 △33 8,250 8,250 436 8,686 四半期包括利益合計 2,163 △33 8,250 26,745 △79 26,666
自己株式の取得 - - - △0 - △0
自己株式の処分 - - - 0 - 0
配当金 - - - △12,341 - △12,341 その他の資本の構成要
素から利益剰余金への 振替
△2,163 - △2,163 - - - 所有者による拠出及び所
有者への配分合計
△2,163 - △2,163 △12,341 - △12,341
新株の発行 - - - - 341 341
子会社等に対する所有持 分の変動額合計
- - - - 341 341 所有者との取引額合計 △2,163 - △2,163 △12,341 341 △12,000 2015年6月30日残高 - △33 22,644 798,932 11,729 810,661
当第1四半期連結累計期間(自 2016年4月1日 至 2016年6月30日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
非支配持分 資本合計 その他の資本の構成要素
親会社の所有 者に帰属する 持分合計 確定給付制度
の再測定
持分法適用会 社におけるそ の他の包括利 益に対する持 分
合計
2016年4月1日残高 - △30 9,895 815,518 10,798 826,316 四半期利益 - - - 21,903 △635 21,268 その他の包括利益 △2,221 △8 △7,620 △7,620 △942 △8,562 四半期包括利益合計 △2,221 △8 △7,620 14,283 △1,577 12,706
自己株式の取得 - - - △1 - △1
自己株式の処分 - - - 1 - 1
配当金 - - - △13,464 - △13,464 その他の資本の構成要
素から利益剰余金への 振替
2,221 - 2,221 - - - 所有者による拠出及び所
有者への配分合計
2,221 - 2,221 △13,464 - △13,464
新株の発行 - - - - 975 975
子会社等に対する所有持 分の変動額合計
- - - - 975 975 所有者との取引額合計 2,221 - 2,221 △13,464 975 △12,489 2016年6月30日残高 - △38 4,496 816,337 10,196 826,533
(5)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間
(自 2015年4月1日 至 2015年6月30日)
当第1四半期連結累計期間
(自 2016年4月1日 至 2016年6月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前四半期利益 25,469 30,294
減価償却費及び償却費 2,549 2,554
受取利息及び受取配当金 △1,066 △985
持分法による投資利益(△は益) △7 △9
有形固定資産売却損益(△は益) - △138
営業債権の増減額(△は増加) 572 △8,931
棚卸資産の増減額(△は増加) 1,388 2,750
営業債務の増減額(△は減少) △4,451 △2,197
引当金の増減額(△は減少) △204 △178
退職給付に係る資産の増減額(△は増加) △491 △248
その他 △4,915 △6,486
(小計) 18,844 16,426
利息の受取額 372 327
配当金の受取額 623 455
利息の支払額 △49 △40
法人所得税の支払額 △19,443 △16,802
営業活動によるキャッシュ・フロー 347 366
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 △941 △597
定期預金の払戻による収入 878 42,339
有形固定資産の取得による支出 △2,377 △4,136
有形固定資産の売却による収入 101 532
無形資産の取得による支出 △4,963 △617
投資の取得による支出 △36,000 △15,500
投資の売却及び償還による収入 65,706 500
会社分割による収入 3,323 -
その他 △66 87
投資活動によるキャッシュ・フロー 25,661 22,608
財務活動によるキャッシュ・フロー
非支配株主からの払込による収入 341 975
配当金の支払額 △12,341 △13,464
その他 △69 △66
財務活動によるキャッシュ・フロー △12,069 △12,555
現金及び現金同等物に係る為替変動による影響 731 △1,515
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 14,670 8,904
現金及び現金同等物の期首残高 73,337 88,919
現金及び現金同等物の四半期末残高 88,007 97,823
(6)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記) 該当事項はありません。
(事業セグメント)
当社 グル ープ は 、「 医薬 品事 業 」の 単 一セグ メ ント であ る ため 、報 告 セ グメ ン ト別 の記 載は 省略 して おり ま す。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
(報告企業)
田辺三菱製薬株式会社(以下、当社)は日本に所在する企業であり、東京証券取引所市場第一部に上場しており ま す 。 当 社 の登 記 し て い る 本 社の 住 所 は 、 ホ ー ム ペ ー ジ( h ttp :// www .mt-ph arm a.c o.j p/ )で 開 示 し てお り ま す。
本要約四半期連結財務諸表は、当社およびその子会社(以下、当社グループ)ならびに共同支配の取決めに対 する持分から構成され、2016年6月30日を期末日としております。
当社グループは、主に医薬品事業を営んでおります。
なお、当社の親会社は株式会社三菱ケミカルホールディングスであります。
(作成の基礎)
(1)IFRSに準拠している旨および初度適用に関する事項
当社 グル ー プの 要 約四 半期 連 結財 務諸 表 は、 「四 半 期連 結 財務 諸表 の 用 語 、様 式及 び 作 成 方法に関 する 規 則」(平成19年内閣府令第64号)第1条の2の「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たすことから、同第 93条の規定により、国際会計基準34号「期中財務報告」に準拠して作成しております。
当社グループは、当第1四半期連結累計期間(2016年4月1日から2016年6月30日まで)からIFRSを初めて 適用しており、IFRSへの移行日(以下、IFRS移行日)は2015年4月1日であります。IFRS移行日および比較年 度において、IFRSへの移行が当社グループの財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローの状況に与える影 響は、P.22「(初度適用)」に記載しております。
(2)測定の基礎
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、P.14「(重要な会計方針)」に記載している特定の金融商品等 を除き、取得原価を基礎として作成しております。
(3)表示通貨
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円を表示通貨としており、百万円未 満を四捨五入して表示しております。
(4)新基準書の早期適用
当社グル ープは 、IFRS第9 号「金融 商品」 (2009年11月公表 、2014年 7月改 訂)(以 下、 IFRS第9 号)を IFRS移行日から早期適用しております。
(重要な会計方針)
(1)連結の基礎
① 子会社
子会社とは、当社グループにより支配されている企業をいいます。支配とは投資先に対するパワーを有 し、投資先への関与により生じるリターンの変動にさらされ、かつ投資先に対するパワーを通じてリターン に影響を及ぼす能力を有している場合をいいます。
子会社については、当社グループが支配を獲得した日を取得日とし、その日より当社グループが支配を喪 失する日まで連結しております。
子会社が適用する会計方針が当社グループの適用する会計方針と異なる場合には、必要に応じて当該子会 社の財務諸表に調整を行っております。
決算日が異なる子会社の財務諸表は、連結決算日現在で実施した仮決算に基づく財務諸表を使用しており ます。
当社グループ内の債権債務残高および取引、ならびに当社グループ内取引によって発生した未実現損益 は、連結財務諸表の作成に際して消去しております。
子会社に対する所有持分の変動で支配の喪失とならないものは、資本取引として会計処理しております。 非支配持分の調整額と対価の公正価値との差額は、親会社の所有者に帰属する持分として資本に直接認識さ れております。
支配を喪失した場合には、当社グループは残存する投資を支配を喪失した日の公正価値で測定し認識して おります。支配を喪失した日の子会社の帳簿価額と残存する投資の公正価値および処分による受取額との差 額は純損益として認識しております。
連結子会社の純資産に対する非支配持分は、当社グループの持分とは別個に識別しております。なお、連 結子会社の包括利益は、非支配持分が負の残高となる場合であっても、親会社の所有者と非支配持分に帰属 させております。
② 共同支配の取決め
共同支配の取決めとは、当社グループが共同支配を有する取決めをいいます。共同支配とは、取決めに対 する契約上合意された支配の共有であり、取決めのリターンに重要な影響を及ぼす活動に関する意思決定 が、支配を共有している当事者の全員一致の合意を必要とする場合にのみ存在します。当社グループが有す る共同支配の取決めに、ジョイント・ベンチャー(共同支配企業)があります。ジョイント・ベンチャーと は、取決めに対する共同支配を有する当事者が、当該取決めの純資産に対する権利を有している場合の共同 契約をいいます。
当社グループは、ジョイント・ベンチャーに対する投資について、持分法を用いて会計処理しておりま す。
③ 企業結合
企業結合は、取得法を適用して会計処理をしております。
被取得企業における識別可能な資産および負債は、IFRSの要求に基づく一部を除き、取得日の公正価値で 測定しております。
のれんは、移転した対価、段階取得の場合には当社グループが取得日以前に保有していた被取得企業の資 本持分の公正価値、および被取得企業の非支配持分の金額の合計額が、取得日時点における識別可能な資産 および負債の正味価額を上回る場合に、その超過額として測定しております。この差額が負の金額である場 合には、直ちに純損益として認識しております。
移転した対価は、取得企業が移転した資産、取得企業に発生した被取得企業の旧所有者に対する負債およ び取得企業が発行した資本持分の取得日における公正価値の合計で計算しております。
当社グループは非支配持分を公正価値もしくは被取得企業の識別可能な純資産に対する非支配持分相当額 で測定するかについて、企業結合ごとに選択しております。
企業結合に関連して発生した仲介手数料や助言費用等の取引関連コストは、発生時に費用処理しておりま す。
(2)外貨換算
① 外貨建取引
当社グループの各企業は、その企業が営業活動を行う主たる経済環境の通貨として、それぞれ独自の機能 通貨を定めており、各企業の取引はその機能通貨により測定しております。
外貨建取引は、取引日の直物為替レートまたはそれに近似するレートを用いて機能通貨に換算しておりま す。
期末における外貨建貨幣性項目は、期末日の直物為替レートで機能通貨に再換算しております。 当該換算および決済により生じる換算差額は純損益として認識しております。
ただし、その他の包括利益を通じて測定される金融資産およびキャッシュ・フロー・ヘッジから生じる換 算差額については、その他の包括利益として認識しております。
② 在外営業活動体
在外営業活動体の財政状態計算書の資産および負債は、期末日の為替レートで、純損益およびその他の包 括利益を表示する各計算書の収益および費用は、期中の平均為替レートを用いて日本円に換算しておりま す。
在外営業活動体の財務諸表の換算から生じる為替換算差額は、その他の包括利益で認識しております。 在外営業活動体の持分全体の処分もしくは支配、共同支配の喪失を伴う持分の一部処分を行った場合は、 その他の包括利益の累積額を処分損益の一部として純損益に振り替えております。
(3)収益
① 物品の販売
物品の販売による収益は、以下の要件をすべて満たす場合に認識しております。 (a)物品の所有に伴う重要なリスクおよび経済価値が買い手に移転したこと
(b)販売した物品に対して、所有と通常結び付けられる程度の継続的な関与も実質的な支配も当社グループ が保持していないこと
(c)収益の額が信頼性をもって測定できること
(d)その取引に関連する経済的便益が当社グループに流入する可能性が高いこと
(e)その取引に関連して発生したまたは発生する原価が、信頼性をもって測定できること
収益は、値引、割戻、消費税等を控除後の受領したまたは受領可能な対価の公正価値により測定しており ます。
② サービスの提供
サービスの提供による収益は、サービスが外部の顧客に提供された時点で認識しております。
③ ロイヤリティ等収入
当社グループは第三者に製品の製造や販売、技術の使用等を認めた契約によりロイヤリティ等収入を得て おります。
契約一時金は、契約上の義務がすべて履行されていない時には繰延収益として計上し、契約に基づく履行 義務の期間にわたって収益を認識しております。
マイルストンペイメントは、契約上のマイルストンが達成された時に収益を認識しております。 ランニングロイヤリティは、関連する契約の実質に従って発生主義で収益を認識しております。
④ 利息収益
利息収益は、実効金利法により認識しております。
⑤ 配当収入
配当収入は、原則として配当を受ける株主の権利が確定した時に収益を認識しております。
(4)法人所得税
法人所得税は、当期税金および繰延税金から構成され、企業結合から生じる税金、およびその他の包括利益 または直接資本に認識される項目に関係する税金を除いて、純損益で認識しております。
当期税金は、期末日において施行または実質的に施行されている法定税率および税法を適用して、税務当局 に対する納付予想額(または税務当局からの還付予想額)にて算定しております。
繰延税金資産および負債は、期末日における資産および負債の税務基準額と会計上の帳簿価額との差額であ る一時差異、未使用の繰越税額控除および繰越欠損金に基づいて算定しております。ただし、以下の一時差異 に対しては、繰延税金資産および負債を認識しておりません。
(a)のれんの当初認識から生じる場合
(b)企業結合以外の取引で、取引日に会計上の純損益にも課税所得(欠損金)にも影響しない取引における 資産および負債の当初認識から生じる場合
(c)子会社に対する投資および共同支配の取決めに対する持分に係る将来減算一時差異については、予測し 得る期間内に当該一時差異が解消する可能性が高くない場合または当該一時差異の使用対象となる課税 所得が稼得される可能性が高くない場合
(d)子会社に対する投資および共同支配の取決めに対する持分に係る将来加算一時差異については、一時差 異を解消する時期をコントロールでき、予測可能な期間内に一時差異が解消しない可能性が高い場合 繰延税金資産は、将来減算一時差異、税務上の繰越欠損金および繰越税額控除について、将来それらを使用 できる課税所得が稼得される可能性が高い範囲内で認識しております。
繰延税金資産および負債は、期末日における法定税率または実質的法定税率、および税法に基づいて、資産 が実現する期または負債が決済される期に適用されると予想される税率で算定しております。
繰延税金資産および負債は、当期税金資産と当期税金負債を相殺する法律上強制力のある権利を有し、かつ 同一の税務当局によって同一の納税主体に対して課されている場合、相殺しております。
なお、各四半期における法人所得税費用は、年間の見積実効税率に基づいて算定しております。
(5)1株当たり利益
基本的1株当たり当期利益は、親会社の所有者に帰属する当期損益を、その期間の自己株式を調整した発行 済普通株式の加重平均株式数で除して計算しております。
なお、希薄化後1株当たり当期利益は、希薄化効果のある潜在的普通株式が存在しないため算定しておりま せん。
(6)有形固定資産(リース資産を除く)
有形固定資産の認識後の測定方法として、原価モデルを採用し、取得原価から減価償却累計額および減損損 失累計額を控除した価額で表示しております。
取得原価には、資産の取得に直接付随する費用、解体、除去および原状回復費用、ならびに資産計上の要件 を満たす借入費用を含めております。
土地および建設仮勘定以外のすべての有形固定資産について、取得原価から残存価額を差引いた償却可能価 額を、以下の耐用年数にわたって定額法により規則的に配分するように減価償却を実施しております。
建物及び構築物 2-60年
機械装置及び運搬具 2-22年
工具器具及び備品 2-20年
有形固定資産の償却方法、残存価額および耐用年数は、各連結会計年度末に再検討を行い、必要に応じて改 定しております。
(7)リース
リースは、リース資産の所有に伴うリスクと経済価値が実質的にすべて当社グループに移転する場合には、 ファイナンス・リースに分類し、それ以外の場合にはオペレーティング・リースに分類しております。
ファイナンス・リース取引においては、リース資産およびリース債務を、リース開始日に算定したリース物 件の公正価値と最低支払リース料総額の現在価値のいずれか低い金額で算定し、連結財政状態計算書に計上し ております。
リース料は、利息法に基づき金融費用とリース債務の返済額とに配分しており、金融費用は連結損益計算書 において費用として認識しております。
リース資産は、見積耐用年数またはリース期間のいずれか短い方の期間にわたって、定額法により減価償却 しております。
オペレーティング・リース取引においては、支払リース料はリース期間にわたって定額法により費用として 認識しております。
契約がリースであるか否か、または契約にリースが含まれているか否かについては、契約の実質に基づき判 断しております。
(8)のれん
のれんは償却を行わず、取得原価から減損損失累計額を控除した価額で計上しており、企業結合のシナジー から便益を得ると見込まれる資金生成単位に配分しております。
なお、のれんの当初認識時点における測定は、「(1)連結の基礎 ③ 企業結合」に、また、のれんの減損 については、「(10)有形固定資産、のれんおよび無形資産の減損 ② のれんの減損」にそれぞれ記載して おります。
(9)無形資産
無形資産は、のれん以外の物理的実体のない識別可能な非貨幣性資産であり、個別に取得した、または企業 結合の一環として取得した特許および技術、販売権、ならびに仕掛中の研究開発等により構成されておりま す。
無形資産の認識後の測定方法として、原価モデルを採用し、取得原価から償却累計額および減損損失累計額 を控除した価額で表示しております。
個別に取得した無形資産は、当初認識時に資産の取得に直接関連する費用を含め取得原価で測定し、企業結 合により取得した無形資産の取得原価は、企業結合日の公正価値で測定しております。
内部で発生した研究段階の支出は発生時に費用認識しております。開発段階の支出は、当社グループが以下 の要件をすべて立証可能な場合に、無形資産として認識しております。
(a)使用または売却が可能な状態まで無形資産を完成させることについての技術上の実行可能性 (b)無形資産を完成させ、さらにそれを使用または売却するという企業の意図
(c)無形資産を使用または売却できる能力 (d)無形資産が将来の経済的便益を創出する方法 (e)無形資産を完成させるための資源の利用可能性 (f)開発期間中の支出を信頼性をもって測定する能力
なお、当社グループでは、主要な市場における規制当局からの販売承認等を得ていない限り、進行中の開発 プロジェクトに係る支出は資産化の要件を満たさないものと判断し、発生時に費用処理しております。
耐用年数を確定できない無形資産および未だ使用可能でない無形資産を除き、各資産はそれぞれの見積耐用 年数にわたって定額法で償却を行っております。
なお、企業結合および技術導入契約等によって取得した無形資産の見積耐用年数については、原則として法 的存続期間または経済的耐用年数のいずれか短い方としております。ただし、支出の目的や取引の経済的実質 を考慮し、より適切に無形資産の効果の発現が期待される期間が存在する場合には、当該期間を見積耐用年数 としております。
主要な資産項目ごとの見積耐用年数は以下のとおりであります。
製品に係る無形資産 4-11年
ソフトウェア 3-5年
企業結合および技術導入契約等によって取得した無形資産は、開発中の製品に係るライセンスや販売権等の 複合的な権利から構成されており、これに係る償却費を機能別に分類して識別することが困難であることか
(10)有形固定資産、のれんおよび無形資産の減損
① 有形固定資産および無形資産の減損
当社グループは、期末日時点で有形固定資産および無形資産が減損している可能性を示す兆候の有無を検 討しております。減損の兆候がある場合には、回収可能価額の見積りを実施しております。また、耐用年数 を確定できない、もしくは未だ使用可能ではない無形資産については、減損の兆候の有無にかかわらず毎年 一定の時期に減損テストを実施しております。
回収可能価額は、個々の資産について見積ることができない場合には、その資産の属する資金生成単位ご とに見積っております。
回収可能価額は、処分コスト控除後の公正価値もしくはその使用価値のいずれか高い方の金額で算定して おります。なお、公正価値は、利用可能な公正価値指標に裏付けられた適切な評価モデルを使用して算定し ております。一方、使用価値は、貨幣の時間価値および対象資産に特有のリスクについて現在の市場の評価 を反映した税引前の割引率を適用し、見積将来キャッシュ・フローの割引現在価値として算定しておりま す。
資産または資金生成単位の帳簿価額が回収可能価額を超過する場合、当該資産の帳簿価額をその回収可能 価額まで減額し、純損益として認識しております。
② のれんの減損
のれんは、年次または減損の兆候が存在する場合にはその都度、減損テストを実施しております。
③ 減損の戻入れ
のれん以外で過年度に減損損失を認識した資産は、期末日時点で回収可能価額の算定基礎となる事項の変 更等、損失の減少または消滅の可能性を示す兆候の有無について確認を行っております。
上記の兆候が存在する場合は、資産または資金生成単位での回収可能価額の見積りを行い、回収可能価額 が資産または資金生成単位における資産の減価償却考慮後の減損前帳簿価額を超える場合は、当該回収可能 価額と減価償却考慮後の減損前の帳簿価額のうちいずれか低い金額を上限として、減損損失の戻入れを実施 しております。なお、減損損失の戻入れは、純損益として認識しております。
なお、のれんについては、減損損失の戻入れを行っておりません。
(11)金融商品
① 金融資産(デリバティブを除く)
(ⅰ)当初認識および測定
金融資産の購入または売却は、原則として、取引日会計(約定日基準)により認識および認識の中止を 行っております。
金融資産は、当初認識時に、「償却原価で測定する金融資産」、「その他の包括利益を通じて公正価値 で測定する金融資産」、「純損益を通じて公正価値で測定する金融資産」に分類しております。
(負債性金融資産)
次の条件をすべて満たす負債性金融資産は、「償却原価で測定する金融資産」に分類しております。 (a)契約上のキャッシュ・フローの回収のみを目的とした事業モデルに基づき保有している
(b)金融資産の契約条件が、特定の日における元本および元本残高に対する利息の回収のみである また、次の条件をすべて満たす負債性金融資産は、「その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金 融資産」に分類しております。
(c)契約上のキャッシュ・フローの回収と売却による回収の両方を目的とした事業モデルに基づき保有 している
(d)金融資産の契約条件が、特定の日における元本および元本残高に対する利息の回収のみである なお、「償却原価で測定する金融資産」および「その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資 産」以外の負債性金融資産は、「純損益を通じて公正価値で測定する金融資産」に分類しております。
(資本性金融資産)
資本性金融資産は、売買目的で保有する場合を除き、金融資産ごとに「その他の包括利益を通じて公正 価値で測定する金融資産」に分類するか、または「純損益を通じて公正価値で測定する金融資産」に分類 するかを指定し、当該分類を継続的に適用しております。
(ⅱ)事後測定
金融資産の当初認識後は、その分類に応じて次のとおり測定しております。 (a)償却原価で測定する金融資産
実効金利法による償却原価で測定しております。実効金利法による償却および認識を中止した場合の利 得および損失は、純損益として認識しております。
(b)その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産
公正価値の変動額をその他の包括利益として認識しております。なお、資本性金融資産は認識を中止し た場合、あるいは公正価値が著しく下落した場合には、その他の包括利益の累計額を利益剰余金に振り替 えております。
(c)純損益を通じて公正価値で測定する金融資産
公正価値の変動額を純損益として認識しております。
(ⅲ)減損
当社グループは、金融資産の減損の認識にあたって、報告期間の末日ごとに償却原価で測定する金融資 産または金融資産グループに当初認識時点からの信用リスクの著しい増加があるかどうかに基づいており ます。具体的には、当初認識時点から信用リスクが著しく増加していない場合には、12ヶ月の予想信用損 失を貸倒引当金として認識しております。一方、当初認識時点から信用リスクの著しい増加があった場合 には、残存期間にわたる予想信用損失を貸倒引当金として認識しております。信用リスクが著しく増加し ているか否かは、デフォルトリスクの変化に基づいて判断しており、デフォルトリスクに変化があるかど うかの判断にあたっては、主に延滞(期日超過情報)や金融資産の外部格付を考慮しております。ただ し、営業債権については、簡便的に過去の信用損失に基づいて、当初から残存期間にわたる予想信用損失 を認識しております。
また、予想信用損失は、契約上受け取ることのできる金額と受取が見込まれる金額との差額の割引現在 価値に基づいて測定しております。
(ⅳ)認識の中止
当社グループは、金融資産から生じるキャッシュ・フローに対する契約上の権利が消滅した場合、また は金融資産を譲渡し、当該金融資産に関して負担するリスクと得られる経済価値を実質的にすべて移転し た場合に、当該金融資産の認識を中止しております。
当社グループがリスクと経済価値のほとんどすべてを移転しないが保持もせず、譲渡された資産を支配 し続ける場合には、当社グループは資産に対する留保持分および関連して支払う可能性がある負債を認識 しています。
② 金融負債(デリバティブを除く)
(ⅰ)当初認識および測定
金融負債は、当初認識時において、売買目的で保有するものは純損益を通じて公正価値で測定する金融 負債に分類し、それ以外のものは償却原価で測定する金融負債に分類しております。
すべての金融負債は公正価値で当初測定し、償却原価で測定する金融負債については、直接帰属する取 引費用を控除した金額で測定しております。
(ⅱ)事後測定
金融負債の当初認識後は、その分類に応じて次のとおり測定しております。 (a)償却原価で測定する金融負債
実効金利法による償却原価で測定しております。実効金利法による償却および認識を中止した場合の利 得および損失は、純損益として認識しております。
(b)純損益を通じて公正価値で測定する金融負債
公正価値の変動額を純損益として認識しております。
(ⅲ)認識の中止
金融負債は、契約中に特定された債務が免責、取消し、または失効になった場合に認識を中止しており ます。
③ デリバティブ
為替レートおよび金利の変動等によるリスクに対処するため、為替予約、通貨オプションといったデリバ ティブを契約しております。
デリバティブは、契約が締結された日の公正価値で当初認識し、当初認識後は、期末日の公正価値で測定 しております。
ヘッジ会計が適用されないデリバティブは、純損益を通じて公正価値で測定する金融資産または金融負債 に分類し、期末日に公正価値の変動を認識しております。
④ ヘッジ会計
ヘッジ会計の要件を満たすヘッジは次のように会計処理しております。
なお、ヘッジの開始時に、リスク管理戦略およびリスク管理目的に基づき、ヘッジ手段とヘッジ対象の関 係を文書化しております。
(ⅰ)公正価値ヘッジ
デリバティブの公正価値の変動は純損益にて認識しております。
ヘッジされたリスクに起因するヘッジ対象の公正価値の変動はヘッジ対象の帳簿価額を修正し、純損益 にて認識しております。
(ⅱ)キャッシュ・フロー・ヘッジ
ヘッジ手段に係る利得または損失のうち有効な部分は、その他の包括利益にて認識し、非有効部分は純 損益にて認識しております。
その他の包括利益を通じて資本として認識した累積額は、ヘッジ対象である取引が損益に影響を与える 時点で純損益に振り替えております。
ヘッジ対象が非金融資産または非金融負債の認識を生じさせるものである場合には、その他の包括利益 にて認識している金額は、非金融資産または非金融負債の帳簿価額の修正として処理を行っております。
予定取引の発生がもはや見込めない場合は、その他の包括利益を通じて資本として認識していた累積額 を純損益に振り替えております。
ヘッジ手段が失効、売却または他のヘッジ手段への入れ替えや更新が行われずに終了または行使された 場合、もしくはリスク管理目的の変更等によりヘッジ関係の全体または一部についてヘッジ指定を取り消 された場合には、その他の包括利益を通じて資本として認識していた金額は、予定取引が発生するかまた は発生が見込めなくなるまで資本として認識しております。
⑤ 金融商品の相殺
金融資産と金融負債は、認識している金額を相殺する法的に強制可能な権利を現在有しており、かつ純額 で決済するかまたは資産の実現と負債の決済を同時に実行する意図を有している場合にのみ相殺しておりま す。
⑥ 金融商品の公正価値
各期末日現在で活発な金融市場において取引されている金融商品の公正価値は、市場における公表価格ま たはディーラー価格を参照しております。
活発な市場が存在しない金融商品の公正価値は、適切な評価技法または取引先金融機関から提示された価 格を参照して算定しております。
(12)現金及び現金同等物
現金及び現金同等物は、手許現金、随時引き出し可能な預金および容易に換金可能であり、かつ価値の変動 について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資から構成されており ます。
(13)棚卸資産
棚卸資産は取得原価または正味実現可能価額のいずれか低い額により測定しております。
棚卸資産の原価は、主として加重平均法により算定し、購入原価、加工費および棚卸資産が現在の場所およ
(14)売却目的で保有する資産
継続的使用ではなく、主に売却取引により帳簿価額が回収される非流動資産(または処分グループ)は、売 却目的で保有する資産に分類しております。
売却目的で保有する資産へ分類するためには、現状で直ちに売却することが可能であり、かつ売却の可能性 が非常に高いことを条件としており、当社グループの経営者が売却計画の実行を確約し、原則として1年以内 に売却が完了する予定である場合に限られます。
売却目的保有に分類された非流動資産(または処分グループ)は、減価償却または償却を中止し、帳簿価額 または売却費用控除後の公正価値のいずれか低い金額で測定しております。その結果、発生した損失は、減損 損失として認識しております。
(15)資本
① 普通株式
普通株式は、発行価額を資本金および資本剰余金に計上しております。
② 自己株式
自己株式を取得した場合には、その支払対価を資本の控除項目として認識しております。自己株式を売却 した場合には、帳簿価額と売却時の対価の差額を資本剰余金として認識しております。
(16)従業員給付
① 退職後給付
当社グループは、退職後給付制度として、確定給付制度および確定拠出制度を採用しております。
(ⅰ)確定給付制度
退職給付債務は、予測単位積増方式により制度ごとに算定し、割引率は、給付が見込まれる期間に近似 した満期を有する優良社債の利回りを参照して決定しております。
退職給付に係る資産および負債は、退職給付債務から制度資産の公正価値を控除して算定しておりま す。
数理計算上の差異は、発生年度においてその他の包括利益で認識し、直ちに利益剰余金に振り替えてお ります。
過去勤務費用は、発生年度において純損益として認識しております。
(ⅱ)確定拠出制度
確定拠出制度は、掛金拠出額のうち従業員が役務を提供した期に対応する額を費用として処理しており ます。
② 短期従業員給付
短期従業員給付は、従業員から関連する勤務が提供された時点で、費用として認識しております。 有給休暇は、過去に従業員から勤務を提供された結果、それらを支払う法的または推定的債務を有してお り、かつ当該債務について信頼性のある見積りが可能な場合に負債として認識しております。
(17)引当金
引当金は、当社グループが過去の事象の結果として現在の債務(法的または推定的)を有しており、当該債 務を決済するために経済的便益を有する資源の流出が生じる可能性が高く、当該債務の金額について信頼でき る見積りが可能である場合に認識しております。
引当金の測定に際し、貨幣の時間価値の影響に重要性がある場合には、債務の決済に必要と見込まれる支出 の現在価値を用いております。
現在価値は、原則として貨幣の時間価値とその負債に特有のリスクを反映した税引前割引率を用いて計算し ております。
(18)政府補助金
政府補助金は、補助金交付のための付帯条件を満たし、かつ補助金を受領することに合理的な保証が得られ た場合に公正価値で認識しております。